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今さらだけどゴルフ場にジーパンはなぜNGなのか?

 

ゴルフ場にはドレスコードというものがあります。最近はだいぶカジュアルになってきたと言われるゴルフですが、服装に関しては厳しいチェックがあるところも少なくありません。軽装の代名詞でもあるジーパンですが、ゴルフ場ではなぜNGなのでしょうか?

 

 

ビジネスシーンでも見かけるジーパンなのに

ジーパン、ジーンズ、デニムなどいろんな言い方がありますが、とりあえずジーパンとしておきましょう。ふらっと街に出かけるとき、ジーパンの気軽さほどありがたいものはないかもしれません。

 

シューズやトップスなど他のファッションアイテムとも合わせやすく、気取った感じもしないので使い勝手のよさは群を抜いています。また老若男女、誰が着てもおしゃれに見えるところも人気のポイントです。

 

プライベートだけでなく、最近はビジネスシーンでもジーパンを見かけるようになりました。スーツでもチノパンでもなくジーパン。スティーブ・ジョブズだってジーパン&タートルネックで公の場に出て、iPhoneの新作を発表していました。ある年代以上の人には抵抗がありそうですが、ビジネスとジーパンの組み合せを容認している業界は思いのほか増えています。

 

オフィスでも見かけるジーパンなのに、どうしてゴルフ場ではダメなのでしょう?

 

 

 

作業着扱いのジーパンはゴルフ場に不相応

見た目はさておきジーパンは作業着のひとつとされているからです。古いアメリカ映画ではカウボーイや農夫がジーパンを穿いて、なにかしらの作業しているシーンを目にすることができます。映画の中でのジーパンは主に屋外の仕事用で、ちょっと汚れてもOKな作業着という印象を受けます。

 

あとはこの作業着であるジーパンをゴルフ場で認めるかどうかの話ですが、残念ながらほぼNGです。少なくともジーパンでゴルフ場に来たり、プレーしている人を目撃したことがありません。日本的な考え方として、結婚式やお葬式にジーパンで行かないのと同じことで、その場に相応しくないからというのがもっともらしい理由です。

 

ただそれだけだとウッカリしてジーパンで来場する人がいるかもしれないため、ゴルフ場のホームページもわりとハッキリ「ジーパンでのご来場はご遠慮ください」と記載されていたりします。郷に入っては郷に従えということですね。タトゥーで入浴が断られるのとちょっと似ています。

 

 

ドレスコードの疑問はゴルフ場ごとに確認を

結局なにを穿いていけばいいのかというと、男性の場合はチノパンが多く、ジーパン以外のボトムといえばチノパン一択になりがちです。いかにも週末のお父さんっぽくなりますが、なるべく足にフィットしたものを選べば、スマートゴルフ青年としてクラブハウスに入っていけます。

 

ちなみにスウェットやカーゴパンツについてもジーパンと同等の扱いを受け、出直しを求められる可能性大です。逆に普通にOKなのがゴルフウェアで、朝着替える手間を省けることもあってよく見かけます。夏以外だとゴルフウェアの上下にジャケットを羽織る感じですね。

 

ドレスコードに関してはグレーゾーンが多いので、ゴルフ場ごとに確認するのが間違いないと思います。特に名門と呼ばれる格式高いコースは注意しましょう。

 

 

 

まとめ

近い将来、ジーパンOKのゴルフ場が一般的になる可能性はあります。世代交代が進み、若い人たちが業界を主導するようになれば、昔はNGだったものが普通にOKになることもあります。校則なんかがいい例ですよね。でも今は今のルールを守るのが大人の常識。ジーパンだけは避けた方がお互いのためです。

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