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2019年10月07日 GOLF LIFE 初心者 マナー

受動喫煙防止条例の施行前に気にしておきたいゴルフ場のタバコ事情

 

ゴルファーに愛煙家が多いのはご存知かと思いますが、近年の健康志向の高まりとともにゴルフ場の喫煙環境も変わってきています。そこで今回は愛煙家にも嫌煙家も気になるはずのタバコとゴルフ場の関係についてまとめてみました。

 

 

ゴルフ場でも喫煙できる場所が激減中

タバコを巡るここ数年の課題は受動喫煙の防止です。煙を吸いたくない人が意図せず吸わないような環境の整備が求められています。昔は職場の事務所でもモクモクと煙が漂っていたようですが、今考えるととても信じがたい話ですよね。吸えるのが当たり前から吸えないのが当たり前と時代が変わったわけで、愛煙家のみなさんが肩身のせまい思いをするのは止むを得ないのです。

 

そんな中、ゴルフ場は愛煙家&ゴルファーにとって最後の砦とも言うべき場所かもしれません。ゴルファーの多くはシニア層であり、タバコが自由に吸えていた時代を生きてきた人たちです。そしてゴルフとタバコがセットであるかのように、ゴルフ場のいたるところに灰皿が置いてあったりします。

 

ところが、ここ最近ではその灰皿が撤去され、代わりに喫煙スペースが用意されているゴルフ場をよく見かけるようになりました。むしろどこでも自由にタバコを吸えるコースは少数派であり、ゴルフ場の喫煙環境も時代のニーズに合わせて変わってきているのです。

 

 

 

2020年4月より受動喫煙防止条例が施行

2020年春から受動喫煙防止条例が施行されるということで、ゴルフ場においてもその対応が求められています。ニュースでは主に飲食店での対応が取り上げられていますが、ゴルフ場にもレストランがある以上、他人事ではありません。

 

タバコを吸わないゴルファーのみならず、そこで働くスタッフさんにも配慮が必要です。

 

で、現在はほとんどのレストランが禁煙になっています。タバコを吸う場合は喫煙ブースに行くか、屋外の灰皿のある場所を探さなければなりません。先に述べたように屋外でも喫煙スペースは数ヵ所に限定されているケースが多く、中には吸える場所がたったひとつというゴルフ場もあります。

 

つまり一般の公共施設と同じようにゴルフ場での喫煙は制限されており、逆に煙な苦手な人にとっては快適な環境が整いつつあるわけです。

 

 

愛煙家ゴルファーに求められる喫煙マナーとは?

条例ができて環境が変わってきたことを受け、愛煙家のみなさんにも新たなマナーを身につけるべきです。

 

ゴルフ場にはいろんな人がいるため、周囲に迷惑をかけないように喫煙者としてのマナーが問われます。ポイ捨てや歩きタバコは絶対ダメです。当たり前ですよね。

 

でも、わりとよくあるケースがティーイングエリアでの喫煙でしょうか。もちろん禁煙エリアになっていなければ吸ってもOKなんですが、くわえタバコで素振りをしている人っていますよね?そして打つ前に火が着いたままのタバコを芝の上に置いたりとか。はじめてゴルフ場に来る人がこの様子を見たら、きっとビックリするはずです。

 

たとえそれがいつものルーティンになっているとしても、そろそろ改めてほしいと思います。

 

 

 

まとめ

カートの中はもはや車と一緒で、非喫煙者が同乗するときはタバコを控えましょう。早ければ2時間ちょっとで9ホールを周れるので、我慢というよりプレーに集中する方向で考えたいものです。誰がやってきても快適にプレーできる環境はゴルフ場だけでなく、ゴルファーのみなさんのマナーによってつくられると言えます。

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