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2019年10月28日 GOLF LIFE 初心者

先輩ゴルファーのアドバイスはなぜ聞かない方がいいのか?

 

ゴルフをはじめるとすぐにわかると思いますが「ああした方がいい、こうした方がいい」と教えてくる人が結構います。教えてくれることはありがたい話ですが、いろんな人がいろんなことを言うため、逆に迷いが生じることも。さて先輩ゴルファーのアドバイスは素直に聞き入れた方がいいのでしょうか?

 

 

教えたがるのはちょっと前を歩く先輩たち

結論を先に言うとプロやスクールの先生以外の話はあまり真剣に聞く必要はありません。たとえば打ちっ放しで女性がひとりで練習していると隣の打席のおじさんが話しかけてくることがあります。なにか気づいた点があり、上手く打てるようなヒントを与えようとしているのです。

 

表向きは親切なアドバイスかもしれませんが、そのほとんどはちょっとコミュニケーションをとりたいだけで、身近な話し相手を探しているに過ぎません。仮におじさんの言うことを聞いて実践して、上手く打てたら「ほら、言ったとおりでしょ?」と調子に乗り、特に変わらずなら「うーん、どうしてかな?」と別の方法を提案してきます。

 

いずれにしても無責任かつちょっと面倒くさい相手です。だからといってガン無視するのは大人気ないので「はいはい」とテキトーに受け流すのが正解。

 

上手い人も下手な人も先輩も後輩も、みんな同じアマチュアゴルファーです。そこで技術的なことを教え合うのはおかしな話ですよね。情報交換はアリだとしても、ちょっと前を歩いているような先輩ゴルファーの即席レッスンは成長の妨げになるだけです。

 

 

 

本当にわかっている人はコースで助言しないはず

コースラウンドの最中に教えてくる人も少なからずいます。質問に対する答えならゴルファー同士のコミュニケーションとしてOKですが、一方的に助言しようとしてくる人には要注意です。

 

ご存知のようにゴルフは1打1打のつながりによってスコアを成していきます。1プレーを見て「ああでもない、こうでもない」と言う人に限って、ゴルフというスポーツをよくわかっていなかったりします。

 

言われた方としても困りますよね?今日試したいテーマがあるのに邪魔されたような感じになって。余計なアドバイスのせいで集中力が切れ、練習の成果を発揮できなくなってしまいます。

 

もちろん聞き入れなくてもいいのですが、同伴者との明るい雰囲気づくりも大切。聞いたフリをして自分のプレーとペースを守りましょう。

 

 

ダメ出し連発より役立つ「いいね」のひとこと

先輩ゴルファーのアドバイスはそのほとんどがダメ出しです。人のダメな点を見つけて指摘するのはカンタンなんですよね。そんなカンタンなことでゴルフが上手くなるなら誰も苦労しません。

 

そもそもダメと言われてやる気になる人っているのでしょうか?

 

ダメ出しより100倍ありがたいのは「いいね」のひとことです。ゴルフは「ナイスショット!」など前向きな言葉を自然に言えるスポーツ。逆にネガティブな発言はタブーで、特にプレー中はゴルファーとしてもやっちゃいけないことです。

 

聞いて役に立つアドバイスがあるとすれば長所を見つけてくれるような話です。大人ですから短所を克服するより長所を伸ばす方が楽しいはず。自分で気づいていない才能や伸びしろを発掘してくれるようなら、耳を傾ける価値アリです。

 

 

 

まとめ

悪気のあるアドバイスは少なく、基本的には親切心から出る言葉です。しかし聞き入れるかどうかはあくまでも受け手の判断。子どものときに通っていた学校と違って先生を選べるわけですから、本当に必要なアドバイスは自分自身で探しに行きましょう。

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