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2016年06月07日 golfee 初心者 ギア

ウェッジの選び方でショートゲームが激変! あなたのゴルフの即戦力に!

 

こんにちは。ゴルフィ編集部です。

 

きっと多くのアマチュアゴルファーの方は”クラブの買い替え”と言われて、真っ先に思いつくのはドライバーでしょう。新しいモデルもドライバーから先に発表されるし、メーカーの広告もドライバーを紹介するものがほとんどです。それはやっぱりみんな”飛ばし”が大好きだからです。でも、スコアのカギはショートゲーム。見直すべきはウェッジなのです。14本の中でも最重要といっても過言ではないウェッジの選び方をご紹介します。

 

ウェッジはボールと同じ”消耗品”

 

ウェッジは14本のセッティングの中でも、もっとも重要なクラブの1本です。使うシチュエーションがスコアに直結しやすいというのもありますが、他のクラブに比べて使用頻度が圧倒的に高いことがその理由です。特にアイアンショットで毎回グリーン面に乗せられないアベレージゴルファーの場合、ほぼ毎ホール必ず使う番手はウェッジとパターくらいです。

 

そして人によっては、バンカーショットの際にもアプローチと同じウェッジを使うことがあります。バンカーはヘッドで硬い砂を弾きボールを飛ばすので、傷がつきやすく、溝の摩耗も早くなります。

当然溝がすり減るとスピンがかからなくなり、アプローチの精度は落ちてしまいます。多くても1日に14回しか使用しないドライバーとは消耗度合いは比べ物になりません。

 

 

意外と短い溝の”賞味期限”

 

ではウェッジはどの程度使えるのでしょうか。一般的にプロゴルファーは長く使っても1年に1回は、ウェッジを入れ替えます。プレーの頻度にもよりますがアマチュアでも2年に1回は入れ替えたほうがいいでしょう。

 

2010年に溝規制が新たにできたことで、今のクラブは以前のクラブよりスピンがかかりにくくなっています。使用頻度の高いアベレージゴルファーほど早く買い替える必要があるのです。

 

特にこれからの時期はラフが強くなり、そういったライから使用することも増えてきます。そんなときに溝がすり減っていると、ボールとヘッドの間に芝が入り込みやすくなり、フライヤーしやすくなる可能性が高くなってしまうのです。

 

ウェッジは顔が命

 

ウェッジ選びで最も大事にしなくてはならないのは”顔”です。どんなに機能的でスペックが自分に合ったものでも、構えたときの”顔”に違和感があったり方向性が出しにくいものは選んではいけません。とにかく短い距離を目標に寄せるクラブなので、「右に行きそう」とか「開いたときに方向性が出しにくい」と感じてしまうと、ライの変化が激しいグリーン周りでは戦力になりません。

 

まずはショップで多くのクラブを構えてみて、”しっくりくる”ものを候補に入れていきましょう。

 

大事なのはロフト角よりバウンス角

 

ウェッジ選びの際、”番手の階段”を気にしてロフト角に注目する人は多いですが、ミスを減らすのであればバウンス角のチェックも欠かせません。バウンス角が多いほど、リーディングエッジが地面に刺さりにくくなります。ヘッドが多少ボールの手前から入ってもエッジが地面に刺さる前にバウンスが地面に接地するので、”ザックリ”にならずヘッドが滑りやすくなります。

 

バンカーショットでもバウンス角が大きいとヘッドが砂の中に刺さらず、砂を弾き飛ばしてくれるのでミスの確率が低くなります。

 

ただボールと地面の間にきっちりとリーディングエッジを入れられる上級者は、バウンスが大きいとヘッドが地面に弾かれてしまうので、バウンス角の小さなウェッジがオススメです。

 

シャフトは重さで選ぶ

最後にシャフトについて説明します。ウェッジはフルショットをする機会が少ないので、少し重めのものを選ぶのがいいでしょう。重いクラブは手先で操作することができないので、手打ちになりがちな距離の近いアプローチを、体を使ってクラブを動かすことができるようになります。またバンカーでもその重みを使ってクラブを下すことができるので、そういった点もメリットになります。

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