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2016年07月11日 GOLF LIFE 大会 マナー

お気に入りの選手を生チェック!ツアー観戦の選手を生チェック!

 

ゴルフって、好不調の波が大きいですよね。

 

いいときはともかく不調が続くと、今度はやる気もなくなってしまいます。
練習が面倒くさかったり、スコアが伸び悩んだり、人付き合いが鬱陶しかったり。

 

そんな嫌な流れを変えたいときにおすすめなのが、ツアー観戦。

プロゴルファーの主戦場には、明日からまた頑張ろうと思える要素が盛りだくさんです。

 

たまには手ぶらでゴルフ場に行ってみませんか?

 

 

レジャー感覚で楽しめるプロの大会

ここでいうツアーとはプロゴルファーが参加する公式大会で、JGTO(日本ゴルフツアー機構)の男子ツアー、LPGA(日本女子プロゴルフ協会)の女子ツアー、PGA(日本プロゴルフ協会)のシニアツアーの3つです。

 

テレビ中継でも大会の雰囲気は伝わりますが、画面に映るのは最終日かつ上位選手のプレ ーがほとんどのため、もっとよく見たいという人はやや物足りなさを感じているのではないでしょうか。

 

ということで、ツアーを丸ごと楽しむには開催コースに足を運んで生観戦するのが一番です。

 

ツアーは全国各地を転戦するため、意外と近くのゴルフ場が開催コースだったり、予選から決勝まで複数日(2~4日間)あるので、スケジュールを合わせやすいのが他のスポーツ観戦との大きな違いです。

 

ギャラリーとして観戦するには各大会のチケットを購入する必要があります。

 

チケットは当日券でも3千円前後、前売り券ならさらにリーズナブルに入手できます。

ゴルフ好きであればカップルでもファミリーでも、もちろん1人で行っても、一日中楽しめるというお得なレジャーイベントです。

 

 

早めに着いてまずは練習場をチェック

会場に着いてまず向かってほしいのが練習場です。

軽快なショットの音が響くドライビングレンジではプロのスイングを真後ろから見ることができます。

 

さすがプロという美しく無駄のないスイングを脳裏に焼き付けましょう。

短時間で効率よく調整しなければならないプロの練習方法は、朝のウォーミングアップの参考になります。

 

練習グリーンでは多くの選手が集まり、それぞれがパッティングの感覚を確かめています。

間近で見るとプロのパターというのは、まるでロボットのように高精度であることがわかります。

 

ギャラリーの視線を浴びながらも、淡々と自分のメニューをこなしていくその集中力がスコアメイクの秘訣なのでしょう。

 

一通り見れば、今度から同じことを試してみよう思うはずです。

 

 

ライブ感が味わえるティーグラウンド

スタートホールのティーグランドでは戦績、名前という感じで、一人ずつ選手紹介のアナウンスがあります。

ギャラリーからの拍手や声援など、プロの大会ならではのライブ感が味わえる観戦ポイントです。

 

ここでは場所取りが結構難しく、早く行けばいいポジションで見ることができますが、出遅れると後ろの方から背伸びするか、人と人の隙間からのぞき込むような形になります。

特に人気選手のいる組になると黒山の人だかりになるため、ここでの混雑を避け、ひとつ先のホールでスタンバイしているギャラリーも少なくありません。

 

プレー中は静かにしなければなりませんが、打ち終わったあと、そして選手も納得の結果であれば「ナイスショット!」の掛け声があちらこちらから聞こえてきます。

タイミングや雰囲気に注意しながら、声を出すことも楽しみのひとつです。

 

 

観戦方法は定点型と移動型の2つ

観戦方法は大きく 2 パターンに分かれます。

 

まずはひとつのホールに留まり、各選手が回ってくるのを待つという定点型です。

定点型のメリットは順位にかかわらずいろんな選手をチェックできることです。

 

当然、よく知らない選手も目にしますが、そこでのプレーや姿勢を見てファンになることも珍しくありません。

また、ほとんど動かないので疲れないですし、最初にいい場所を取っておけばずっとベストポジションで観戦できます。

 

もうひとつは、一人の選手について回るという移動型です。お気に入りのプロがいれば、その選手のプレーをずっと見ていたいはずです。

移動型はティーグラウンドからグリーン、スタートから最終まで 18 ホールを選手と一緒に回ります。

 

休みなく選手と同じ距離を歩くのでかなり体力は使いますが、大ファンであればそれも苦にはならないと思います。

女子ツアーで大人気のイ・ボミ選手などは常に大ギャラリーを引き連れての移動になり、ファンとの一体感も桁違いです。

 

なお、はじめてのツアー観戦であれば定点型と移動型をバランスよく組み合わせるのがおすすめです。

タイムロスを最小限に抑えるためにも、誰をどこでどう見るかを先に決めておいた方がいいでしょう。

 

スマートフォンの普及により、インターネットを使った情報提供サービスも増えてきました。

どの選手がどのホールにいるのか、スコアと順位など、欲しい情報がリアルタイムにチェックできるので、観戦スケジュールの参考にしてください。

 

 

緊張感と急接近のグリーンサイド

グリーンサイドでは選手と一緒に大会独特の緊張感が味わえます。

また、選手とキャディのコミュニケーションも見どころで、プロのラインの読み方はとても参考になります。

 

アドレスに入った瞬間から水を打ったように静まり返るので、つばを飲み込むのもはばかれるほどです。

そのため、咳払いやくしゃみは我慢するか、早めに処理しておきます。

 

見事バーディーパットを決めたときは大きな拍手や歓声が起こりますが、次に打つ選手もいるので、一定の配慮は必要です。

 

選手と最も近いポイントとしてよく知られているのがホール間の移動時です。

それを見越したギャラリーも多く、ロープ際で選手が来るのを待っていたりします。

 

軽く声援を送るのは OK ですが、移動の邪魔にならないように気をつけましょう。

 

 

携帯の着信音とカメラはマナー違反

 

携帯電話やスマホは電源オフかマナーモードにしておきましょう。選手に迷惑がかかるのと、自分自身も恥ずかしい思いをします。

 

写真撮影も厳禁です。たまにこっそり撮っているマナー違反のギャラリーを見かけますが、絶対に真似をしてはいけません。

 

また、プロといえどもミスをします。

ショットを大きく曲げてしまえばボールはギャラリ ーエリアにも飛び込んできます。

 

特にひとつ後ろの組のショットには注意が必要です。もし自分の近くにボールが落ちても触らないでください。

次はそこから打つことになるので、ギャラリーの方が移動して、選手のためにスペースを空けるようにします。

 

いずれにしても選手の立場になって、マナーを守りながら観戦を楽しみましょう。

 

 

まとめ

いかがでしたか?

 

少しつけ加えるとすれば、アウトドア用の椅子と双眼鏡を持参することでしょうか。

手荷物は増えますが、休むのも見るのも楽になります。

 

大会当日はトッププロが繰り広げる熱いプレーのほか、ギャラリーエリアでのランチグルメやグッズ販売、各種イベントも楽しめます。

ゴルフをやらない人をゴルフ場に連れて行ける絶好のチャンスといえます。

 

そして、プロの現場で刺激を受ければ、きっとあなたのゴルフ熱にも火が着くはずです。

 

 

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