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2019年04月15日 GOLF LIFE 初心者

「上手くなるべき理由」がない!?ゴルフが下手な人の特徴はコレ

 

いつまで経ってもゴルフが上手くならないと嘆いている人は多いと思います。スコアが悪いだけでなく、ゴルフというスポーツに苦手意識を持ってしまうと、ドロ沼から抜け出すのが難しくなってしまいます。「なぜゴルフが下手なのか?」とりあえずクラブを置いてご自身を見つめ直してみましょう。

 

 

人のアドバイスをアテにしまくり

ゴルフは情報過多になりがちなスポーツです。雑誌やネット記事にはこれでもかというほどのゴルフに関するアドバイスが掲載されています。逆にいえばアドバイスに飢えているゴルファーがたくさんいるということです。

 

よくあるのは「スライスを直すにはこうすべき!」的な、今抱えている悩みにピンポイントでマッチするものです。そしてゴルフが下手な人ほど、まるで良薬を見つけたかのようにパクパク食いつきます。なんとかしたいという必死な思いはわかりますが、そんなカンタンに正解が見つかるほどゴルフは単純ではありません。

 

一方、ゴルフが上手い人はそれを商売にしている場合を除いて、あまり多くを語りません。また人にアドバイスするのも難しいと考えています。なぜなら適切なアドバイスは人それぞれ異なるからです。お医者さんも診察や検査を重ねて治療方法を検討しますよね?万人に効く魔法の薬は存在しません。

 

 

 

目標レベルが地下ゴルファー並みに低い

目標は数値だけじゃありません。初心者にとって120切り、100切りは目指したいところかもしれませんが、スコアはあくまでも結果のひとつです。もし「結果がすべて!」とスコアに固執しているのであれば、もっと上手くなってからそう思うようにしましょう。

 

たとえば70台もしくはアンダーパーでプレーしている人にとって、120切り、100切りはあまりにも低レベルで、あえて語る必要もないテーマです。過去に経験したことはあるものの、ずっと上を見て練習してきたため、目標にはしていなかったはずです。プロゴルファーに「100切りのコツは?」という質問をぶつけても「練習あるのみですね♪」とかフワッとした答えしか返ってこないと思います。

 

そのレベルで悩むくらいなら、プロのプレーを見て刺激を受けるとか、上級者と一緒に回って自分の甘さに気づくとか、進化につながる具体的な体験をした方がはるかに有意義な時間を過ごせます。

 

無駄にスコアを追うより、どういうプレーをしたいとか、1人のゴルファーとして志を高く持ちましょう。

 

 

そもそも上手くなるべき理由がない

これがすべてなのかもしれません。なんのためにゴルフをしているのか改めて考えてみましょう。余暇を楽しむためだけなら、別に上手くなる必要はないと思います。同伴者に迷惑をかけるのが嫌だからといって、コツコツ練習場に通っている人もそうです。

 

仕事や勉強に置きかえてみるとわかりやすいのですが、ノルマやテストがあるから頑張るわけですよね?努力の成果を認められ、昇進したり合格したりするから辛いことも乗り越えられるわけですよね?

 

で、ゴルフの場合はどうでしょうか。一生懸命に練習した先になにかなければ、ただ思い悩むだけで終わってしまいそうです。

 

もし上手くなるべき理由があるとすれば、それはあの人に勝ちたいとか、競技大会で優勝したいとかではないでしょうか。理由を先に見つけることで、練習方法はもちろんゴルフへの取り組み方や上達スピードは必ず変わってくると思います。

 

 

 

まとめ

上手くなろうとするほどゴルフに費やす時間は長くなりますが、あまりにも進歩がないようであれば根本的になにかを見直した方がいいでしょう。もちろん、基本はプレーを楽しむことです。上達はもっとゴルフを楽しむためのアイディアのひとつで、ステージを変えるようなものです。やみくもにクラブを振るだけがゴルフではありません。

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