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2019年09月02日 GOLF LIFE 初心者

100切りできない人ほど遅刻する!?ゴルフ初心者が陥る変なプラス思考とは

 

ゴルフをはじめてコースデビューを果たしたら120切り、そして100切りという目標に向かって突き進むことになります。120切りはなんとなくクリアできたとしても、100切りはそうカンタンにいきません。なぜかというと「できるかも?」という100前後のスコアメイクには不要なプラス思考があるからです。

 

 

絶対に無理をしない超安全プレーがおすすめ

コースラウンドをしていると必ず「ここはどうしようか?」と迷う場面が出てきます。よくあるのが林の中にボールが入り、前に打って木の間を抜けるか、それとも横に出して次のショットにつなげるかという2者択一のケースです。

 

100切りできない人はたぶん大丈夫との判断で木の間を抜けようとします。木の間をねらうには針の穴を通すような正確なショットが必要ですよね?もちろん、そんな腕があれば100切り云々で悩むことはないはず。結果、カコンと木に当たってさらに悪い方向に転がってしまうわけです。

 

ある程度大人になるとリスクを避けて、安全策をとるようになります。遅刻ギリギリで会社に着くより、余裕を持って一本前の電車に乗るとか。大事な会議がある前夜は早く寝るとか。

仕事はもちろん日常生活でもよりセーフティーな選択をするのではないでしょうか?

 

先の林の中のような迷う場面では奇跡の1打ではなく、確実な2打を選ぶことが100切りのコツです。

 

 

 

遠くに飛ばすよりもコツコツ前進しましょう

シンプルに考えれば、ゴルフはボールを打ちながら前方にあるカップに入れるだけのスポーツです。今日はじめてクラブを握る人がコースに出たとしても、カップインできないことはありません。でも、今日はじめてバットを握る人が試合に出てヒットを打つことは難しいですよね?

 

ゴルフは遠くに飛ばした人がエライという雰囲気があり、ほとんどの人が少しでも飛距離を伸ばしたいと考えながらプレーしています。70台のスコアを目指すのであればそれなりの飛距離を武器にパーオンしなければなりませんが、目標が100切りならば飛ばすことにこだわる必要はありません。2打でパーオンのところを3打のボギーオンでも十分過ぎるほどの好結果です。230ヤード飛ばさなくちゃならないと思うと力が入ってしまいますが、180ヤードでOKならリラックスできるのと同時により得意なクラブを選べたりします。

 

100切りできない人は大きいクラブを持ったときに失敗しがちです。飛ばす・乗せるという意識を捨てて、まっすぐ前に打つことだけに集中すること。

 

飛距離に関しては上手い同伴者の真似をせず、マイペースでいきましょう。

 

 

パターは1メートル以内で勝負すること

プロゴルファーが3メートルとか5メートルのロングパットを沈める姿を見ると自分にもできるんじゃないだろうかと錯覚してしまいますが、99パーセント無理です。万が一に入ったとしてもそれは運であって技術じゃありません。

 

初心者ゴルファーが勝負できるのは1メートル以内。数字だけ見れば短く感じるかもしれませんが、実際に打つとなるとなかなかのプレッシャーです。ただこの重圧に耐えて、7~8割入るようになれば100切りの可能性がグンと高くなります。

 

では、そのためになにをするべきか?

 

スタート前のパッティング練習です。それも朝と昼の2回。そもそも普段パターの練習をしていないと思います。1メートル以内が入るか否かは技術というより慣れの問題です。なんの感覚もなしにグリーンに立つよりは、10球でも20球でも練習グリーンで打ってからの方が高確率で入るようになります。

 

3パットするときの2打目はだいたいこの1メートル以内です。100切りのための勝負どころをしっかり決めていきましょう。

 

 

 

まとめ

まめに練習していれば基本的な技術はどんどん上がっていきます。なのにコースに出て100以上叩いてしまうのは腕前の問題ではなく、考え方が100切り仕様になっていないからです。それこそ最初に述べた無理して遅刻するか、安全策で時間に間に合わせるかくらいの話かもしれません。時間と同じく目の前の1打を大切にすれば100切りは必ず達成できます。

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