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2019年11月11日 GOLF LIFE 初心者

もうグリーンで迷わない!初心者ゴルファーのためのパター心得

 

コースデビューで予想外に難しいと感じるのがパターです。長いのはもちろん、1メートル以内の短い距離でもなかなか入らず、グリーン上での打数追加を繰り返してしまいます。ただコースに行く前に予備知識があれば状況が変わるかもしれません。はじめてのパターで心得ておくべきこととは?

 

 

コースデビュー前ならグリーンは未知の世界

コースデビューを目前に控えている人のほとんどはショット、特にドライバーの練習に明け暮れているのではないでしょうか?

 

当日の朝、スタートホールのティーングエリアに立ち、最初に手に持つのがドライバーだからです。曲げたくない、OBは恥ずかしい、チョロったら最悪。みんなが驚くようなナイスショットは無理でも、初心者にしてはそれなりに練習してきたという結果を残したいものです。つまり希望するのは及第点。次につながるショットができればOKと。

 

なんとかショットはクリアしたとしても、じわじわと難関というか未体験ゾーンのグリーンが近づいてきます。打ちっ放しではパター練習ができないため、大抵はゴルフ場のパッティンググリーンで何球か転がした程度でしょう。ほぼぶっつけ本番です。

 

よほどセンスがいい人でない限り、パッと打ってサクッと入るわけがありません。

 

練習していないから入らないのではなく、経験のなさがカップとの距離を現実以上に遠くさせているのです。

 

 

 

ボールのラインを合わせてリプレース

パターは他のクラブと違って大胆に振ることができません。距離と方向の両方に繊細さが要求されるからです。緊張のせいか思わぬ方向にボールが転がっていったり、カップにまったく届かなかったりすることも珍しくありません。

 

パターの基本は真っ直ぐ打つことです。フラットな状態として少なくとも1メートル前方のカップには確実に沈めたいところです。

ところがはじめてパターを持ってアドレスに入ったときは、これで本当に真っ直ぐ打てるのだろうかと不安になってしまいます。視線の先にはボール、そしてカップ。この2つを同時に見ることはありませんが、視線を移すことを繰り返しているうちに迷いが出てきます。

 

初歩的な解決方法としては、ボールのラインを打つ方向に合わせることでしょうか。アドレスに入る前の段階、ボールをリプレースするときの話です。油性マジックでボールにラインを引いておく人もいますが、もともとボールにはメーカーのロゴだったり線模様が入っていたります。なので、それを利用して打つ方向に合わせればOK。

 

あとは自分で置いたボールを信じて打つのみです。

 

 

足と体で傾斜を感じてから打ち方を考える

自宅にパターマットを敷いて練習している人もいることでしょう。先ほどの真っ直ぐ打つ感覚を身に付けるにはいいと思います。しかし、実際のグリーンはまったくの別モノです。

 

コースのグリーンは平らな場所がほとんどないといってもいいでしょう。パッと見た感じで平坦だと思っても、前後左右のいずれかに傾いているものです。自分の目をアテにし過ぎると、正しい選択ができなくなってしまいます。

 

目を過信しないのであれば、どうすればいいのでしょうか?

 

答えは足です。まずは距離を測るのに足が必要で、いわゆる歩測を実行します。歩幅を一定に保てればかなり正確に測ることができます。そのためにも普段の歩き方にも気をつけましょう。

 

次に傾斜を足で感じること。体全体かもしれませんが、足裏の感覚に頼ればどちらに傾いているのかだいたいわかるはずです。考えずに感じること、感じてから考えること。この経験を重ねることでパットの精度を向上させることができます。

 

 

 

まとめ

パターはスコアのおよそ半分を占める重要なクラブです。スコアの良し悪しを決めるのはパターと言っても過言ではありません。初心者のうちから基本を身に付けることで、どこのコースに行っても安定したスコアを刻めるようになります。

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