ゴルフスクールで働いていただく以上、最低限ゴルフの技術が高い・指導能力が高いことは必要なのですが、同じくらい重視してほしい能力があるのです。
これは、ゴルフスクールが何を求められているか、ということにも左右されるのですが、【入会】してもらうことが大前提なゴルフスクールさんにはぜひご検討いただきたいなと思っています。
1.ゴルフスクールはサービス業
そもそもゴルフスクールの業態ってなんだろう?ということです。
多くの方は「ゴルフの技術を向上する場所」だと思っているでしょうし、それが本質で間違いないのです。
ただ、技術の向上だけを提供していると「技術が向上したら退会してしまう」ため、常に新規会員を募集していなければなりません。
新しいゴルファーを育てることを目的としているゴルフスクールさんであれば問題ないのですが、全てのゴルフスクールさんが「ゴルフ未経験者・初心者」だけをターゲットにしてしまうとゴルフスクールの集客戦国時代が永遠と続いてしまいます。
そこでゴルフスクールを「サービス業」として考えていただくと、ターゲットが大きく広がり、他店舗との差別化にも繋がります。
「サービス業なんてやったことない…」と難しく考える必要はなくて、
ゴルフ仲間を増やす場所を提供する
自由にゴルフを楽しめる場所を提供する
ゴルフを通して健康的な体つくりをできる場所を提供する
というイメージでOkです。
2.サービス業に求められる人材
それでは、本題の「ゴルフスクールで採用したい人材」ですが、ずばり「コミュニケーション能力が高い人」です!
これは、サービス業とした時には最も重要視されることのひとつです。
どんなゴルフスクールでも、体験レッスンを受けた後に入会案内をするかと思うのですが、ここでコミュニケーション能力がとても必要となります。
「ゴルフスクールに体験に来たのだから、ゴルフが上達したいのだろう」という思い込みで、お客様のお話もそこそこに
「あなたなら1か月でラウンドできますよ!」「ちょっと練習したら10yrd伸びますよ!」のような技術向上トークを一方的にしてしまったがために入会を逃してしまうのはもったいないですよね。
ここでコミュニケーション能力が高いスタッフが対応をしてくれたら、「実は技術向上はそこそこで良いので、ゴルフイベントに参加してゴルフ仲間を増やすことが目的で…」なんてお話を引き出すことが出来たかもしれません。
コミュニケーション能力が高いスタッフの出番は入会案内だけではありません。
受付にお客様がいらっしゃったとき、通常のスタッフ対応ですと、挨拶と要件伺いの対応になるところを、
コミュニケーション能力が高いスタッフだと、お客様を見て挨拶をしたり、「先日のラウンドいかがでしたか?」なんて雑談が自然と交わせるため、顧客満足度も高まるのです!
顧客満足度が高いゴルフスクールは退会率がとても低く、自然と会員さんが友人を紹介してくれるので、クチコミでどんどん会員が増える…といういいこと尽くしなのです!
まとめ
1.ゴルフスクールで採用したいのはコミュニケーション能力が高いスタッフ
2.コミュニケーション能力が高いスタッフがいることで、退会率が下がりゴルフスクール全体が盛り上がる
コミュニケーション能力が高いスタッフをどう採用したら良いかわからない…という方は、会員さんの中からスカウト!なんて方法もアリですね!
ぜひスタッフの皆さんでゴルフスクールを盛り上げていってください!