そろそろ年度末となりますが、来年度の広告予算など見直しはお済でしょうか？

今回は、利用広告の選定方法についてお話できればと思っています。

1.デジタル広告・アナログ広告を理解しよう

広告の種類も年々増えており、最近では【SNS広告】をメインに考えている企業さんも多くなっていることと思います。

ゴルフスクールでも、インスタ広告・LINE広告を利用している店舗が増えていますね。

しかし、SNS広告だけ出しておけばOK！というわけではないため、まずは広告の種類や上手な活用方法を見直してみましょう。

デジタル広告
・リスティング広告
・SNS広告
・ディスプレイ広告
・アフィリエイト広告
・動画広告

アナログ広告
・ポスティング
・新聞広告
・折り込み広告
・交通広告

などなど…細かく分けるとまだまだたくさんありますが、皆さんはどの広告を利用されていますか？

ゴルフライフにも「どの広告を使えば良いですか？」という質問をいただくことが多いのですが、広告利用は「複数を効率よく使う」ことが大切で、どれか一つだけで効果が出るわけではないことを知っていただきたいのです。

というのも、広告にも得意・不得意があるため

「駅の看板（交通広告）は、その地域に住む方や駅を利用する方に向けてゴルフスクール名の知名度を上げたり、ゴルフに対する熱量がそこまで高くない方に興味を持ってもらうことはできるが、直接看板から申し込みすることが難しい」

「リスティング広告は、ゴルフ熱が高い方に直接申込までつなげる流れを作ることができるが、ゴルフスクールのターゲットであるゴルフ初心者はゴルフスクールの名前を知らない為検索してくれる機会が少ない」

など、広告の特徴を理解し、使い分けることが必要になるのです。

2.上手に使い分けるために必要なこと

広告の特徴を使い分けるために、広告の特徴を理解することに加えて、もう一つ必要なこと。

それは【広告利用の目的を具体的に設定すること】です。

沢山のゴルフスクールさんに広告についてのご相談をいただく中で、目的を聞くようにしておりますが、その中で最も多いのが【売上を上げること】です。

しかし、これは一番間違えている【目的設定】なのです。

もちろん、ゴルフスクールの営業を続けていくために売上を上げることは最重要項目ですが、売上を上げることは【最終目標】であり【広告を利用する目的】ではないのです。

目的はあくまでも、目標にたどり着くための通過地点。

具体的なタッチポイントでなければならないのです。

3.タッチポイントとは

一般的に売り上げを上げるためのタッチポイントとして挙げられるのは

1.HPのアクセス数を増やす
2.問い合わせ数（体験レッスンの申込数）を増やす
3.来店客を増やす
4.入会者数を増やす
5.会員の継続率を上げる

ですね。

【売り上げを上げるための広告】を選定するのは迷ってしまいますが
【HPのアクセス数を増やすための広告】であれば、選定しやすくなりますよね。

1.で紹介したように「アクセス数を増やすことに特化した広告を選ぶ」だけで良いのです。
アクセス数を増やすための広告にもデメリットはありますが、今回は「アクセス数を増やす」ことが目的なので、デメリットを考える必要はありません。

ひとつひとつの目的に合った広告を正しく選ぶことで、使う広告の種類が増えてしまうのでは…？と懸念されている方も多いのですが、
使う広告が増えても、それぞれに充てる費用が小分けになること・費用に見合った効果を得られることができるため【無駄な広告費】は大幅に削減できると考えて良いでしょう。

まとめ

・広告にもそれぞれ【得意・不得意】があります。特徴を正しく理解しましょう。
・広告利用のために、具体的な【目的（タッチポイント）】を明確にしましょう。

使用する広告が決まったら、広告に使うアイテム（看板の画像・チラシの内容・配信する動画など）の中身も目的別に作成する必要がありますので、自社内での負担が増えすぎるな‥と思った場合には、総合的にサポートしてくれる企業にお願いするのも正しい選択だと思います。

今使っている広告が自社に合っているかわからない…自社に合った広告選びが難しい…タッチポイントの設定が難しい…など、お困りのことがありましたら、ぜひお悩みをお聞かせくださいね。