1.来店者プレゼントは「後々、ゴルフスクールにプラスになるもの」をチョイスしましょう

来場者プレゼントは、集客効果を高めることが目的であるため、来店者が喜んでくれるアイテムを用意することが大前提ではあるのですが、プレゼントを渡して、はいおしまい！…ではゴルフスクールにとってはただの損失でしかありません。

「ゴルフスクールに興味を持ってくれること」と「入会に繋がるアイテムであること」を意識すると、ただ喜んでもらっておしまい！を避けることができます。

実際にどのようなアイテムが効果的だったか…？を紹介していきましょう。

2.「ゴルフ」を印象づけるアイテム

今回はゴルフスクールを探しているメインターゲットの【ゴルフ未経験者】【ゴルフ初心者】をターゲットとしたプレゼント選びです。
【ゴルフ未経験者】【ゴルフ初心者】は、一度ゴルフスクールに体験に来てみたものの、まだ生活の中にゴルフが染みついていない状況だ、という事を念頭においてください。

生活の中にゴルフがなじんでいない状況の方が、体験レッスン当日に入会とならなかった場合…帰宅後にゴルフを思い出すタイミングがあまりないことが考えられます。

スクールとしては、「（入会について）検討します」と言って帰宅された方には、ぜひ日常で体験レッスンを思い出して本当に「検討」していただきたいですよね。

そこで効果的なのが【ゴルフグッズ】なのです。

今まで生活の中になかった「ゴルフに関連する用具」が、目に届くところにあると自然と「あのゴルフスクールでもらったんだよなぁ…」とゴルフスクールを思い出していただくことができます。

更に「思い出したときにちょっと素振りができたり、練習を反復できるアイテム」であれば、more bestです！！

ただし、難しいのは「ゴルフグッズであればなんでも良い！」というわけではないということです…

ゴルフをまだ始めたばかりの方が、マーカーやティーなど、コースで使うものをもらってもあまり使い道がなく、そもそも使い方がわからないこともあります。
あくまでも「ゴルフの練習に使えるもの」「ゴルフスクールで使えるもの」であることが大切なのです。

具体的には
・グローブ
・グリップ矯正アイテム
・素振り用の練習アイテム（簡易クラブ）
などが安価で、初心者でも練習に取り入れやすいのでおススメです。

3.「ゴルフスクール」にもう一度来てもらうアイテム

当日入会にならなかった場合、もう一度入会についての話をどう切り出して良いかわからない…とお困りの方が多いようですが、その場合は「もう一度ゴルフスクールに来てもらう」ことが一番効果的です！

その為に【もう一度レッスンが受けられるチケット】【次は自主練ができるチケット】をプレゼントするのはいかがでしょうか？

その場で紙製のチケットを手渡しても良いですし、後日様子伺いをかねてデジタルチケットを送るのも良いでしょう。
デジタルチケットと言っても、難しく考えることはありません。
特別なシステムを組み込まなくても、【チケットの画像】をメルマガやLINEで送るだけでOKです！（この場合、2回3回と使われないように、顧客管理データに●●様使用済みと明記しておくのを忘れないでくださいね！）

「後日送る」という流れの時はクロージングの際に「後日、レッスン1回無料チケットをお送りするので、気になったらまた来てくださいね」とお伝えしておくと、お客様も「いきなり何が送られてきたんだ？」とならないので事前の案内も重要となりますよ。

このレッスンチケットプレゼントについては、譲渡もOKにしておくと本人が本当に必要ない場合は自然とゴルフに興味があるお知り合いを紹介してくださることにもなるので、使い勝手をいろいろ検討してみても良いかもしれません。
（ただし、レッスンチケットを使って体験レッスンを受講した方にも同じようにプレゼントしてしまうと、無料体験レッスンの負のループに繋がってしまうことも考えられますので、実践される場合はじっくり考えくださいね…！）