今日は、体験レッスンの申し込みをメールで受け取った時の返信内容についてお話します。
大体の場合、希望日時をお聞きしていると思いますが、希望日時が満枠だった場合、どのように返信しますか?
実は、ちょっとしたコツで返信率・来店率がアップするのです。
大事なのは考えてもらうこと
空き枠がなかった場合、お客様に「考えてもらうこと」が大切になりなす。
何を考えてもらうのか?
もちろん「代替日」です。
そんなのあたりまえのことだ、とお思いでしょうが、実はちょっとしたコツが必要なのです。
もしかして、こんな返信をしていませんか?
ご連絡ありがとうございます。
ご希望いただきました日時ですが、誠に申し訳ないことにすべて満枠のためお取りすることができません。
恐れ入りますが、別のお日にちで希望日はございますか?
ご返信お待ちしております。
一見、丁寧で良いメール文のように見えますが、これは絶対にNGなのです。
それではOKのメール内容を見てみましょう。
ご連絡ありがとうございます。
ご希望いただきました日時ですが、誠に申し訳ないことにすべて満枠のためお取りすることができません。
お近くの日にちですと、
1.●月●日●時~●時
2.■月■日■時~■時
3.▲月▲日▲時~▲時
でしたらご予約可能でございます。
いずれもご都合が難しいようでしたら、改めてご連絡いただけますと幸いです。
ご返信お待ちしております。
何が違うかはすぐにわかりますよね。
大切なのは「具体的な日にちを提案してあげること」なんです。
具体的な日にちを提案してあげることで、「その日の都合はどうだったかな?」と一度考えていただくことができるのです。
NG案でも質問はしていますが、ざっくりとした聞き方のため「あとで考えよう」と、一度【ゴルフスクールの体験レッスンに行く】という思考から離脱してしまうのです。
例えば「夜ごはん、何が食べたい?」と聞かれたときに「何が」と聞かれるよりも「ハンバーグと焼き魚、どっちが食べたい?」と聞かれた方が答えは出しやすいですよね。
無限の答えの中から一つを探すよりも、選択肢を並べてもらえた方が答えを出しやすいのです。
ただ、選択肢を提案してしまうとお客様の希望を狭めてしまうのではないか?と不安に思いますよね。
もちろん、ゴルフスクールの予約で空いている日時を提案すればよいというわけではありません。
提案する日時にもコツがあるのです。
お客様のライフスタイルを考えよう
大切なのは最初にいただいた希望日から、お客様のライフスタイルを想像することです。
最初の希望日が
第1希望:21日(土)12:00~16:00
第2希望:22日(日)9:00~11:00
第3希望:28日(土)13:00~15:00
であれば、週末が都合つきやすい方だと想像できるので、近くの週末で空いている日時を提案する
第1希望:16日(月)18:00~22:00
第2希望:18日(水)19:00~21:00
第3希望:22日(土)16:00~18:00
であれば、お仕事帰りか週末のお昼はゆっくりして夕方以降に動こうと考えている方だと想像ができるので、平日の夕方以降か土曜の夕方以降を提案する
と、これだけのことです。
お仕事帰りのパターンであれば「翌日から仕事かもしれないから、日曜日の夜は避けよう」などの想像もできますよね。
お客様のライフスタイルを想像することで、希望日以外にも来ていただけそうなスケジュールを提案すことができ、さらに「その日だったら行けそうだな」と考えていただける可能性がぐんとUPします。
裏ワザとして
どのゴルフスクールにも共通している悩みとしては「決まった閑散時間があること」です。
そんな時には「ダメもとで閑散時間を提案」してみましょう
提案するときに、週末や平日の夜の希望しかしていない方にも
「難しいかもしれませんが、平日の14時~15時(実際の閑散時間を記載)でしたら、比較的空いているお時間です。
通常よりも前後のお時間(身支度等)をゆっくりお過ごしいただけるかと思いますので、よろしければご検討ください」
というような、ちょっとしたメリットを伝えてあげると、もしかしたら閑散した時間に予約を入れることが出来るかもしれません。
もし普段空いている時間に予約を入れることが出来たら店舗としてもうれしいことですし、ゆっくりと体験をすることが出来るとお客様にも喜んでいただけることと思います。
まとめ
・希望日に予約の調整が出来ない場合は、ゴルフスクールから代替日を提案してあげよう
・提案する代替日はお客様のライフスタイルを想像してから
・店舗の閑散時間も一応提案してみよう
ちょっとした工夫で1名のゴルファーが誕生する可能性が上がります!
ぜひお試しください!