今日は、アクセスはあるのに、申し込みに繋がらないのはなんでだろう?というお悩みについてのお話です。
まず、今回は皆さまが自社HPのアクセス数や申込数を定期的にチェックしていることを前提に話を進めていく、ということをお伝えしておきますね。
まだ数字のチェックをしていないという方は、まず毎月のアクセス数・申込数などをチェックするところから始めましょう。(チェックすべき数字についての記事はこちら)
1.アクセス数と申し込み数の関係性
申込数を伸ばすためにはもちろんアクセスが必要となりますが、勘違いしてほしくないのは
「アクセスが多いから申し込みが入るぞ!」
という思い込みです。
この考え方を間違ってしまうと、無駄に広告費を支払うことになってしまいます。
無駄に広告費を払わないために必要なのが「アクセス数と申し込み数の関係性」です。
ゴルフの体験レッスンの申し込みは「100PVに対して1件の申し込み」が平均と言われています。
つまり、100PV以上のアクセスがあるのに、申し込みが1件も入っていない状況であれば、どこかに改善点がある、と言えるでしょう。
逆に100PV以下なのに申込数が2件以上あるようでしたら、ホームページの効果が最大限に発揮できていると考えて良いかと思います。
月に100PVの獲得がない場合は、サイト全体の見直しをした方が良いかもしれません。
それでは、なぜPVは獲得できているのに、申し込みに繋がらないのか?を考えてみましょう。
2.アクセスがあるのに申し込みがない原因を考えてみよう
ホームページへのアクセスがあるのに、申し込みに繋がらないときは、以下の理由が考えられます。
・提供するサービスの内容が正しく伝えられていない
・顧客が求めている価格とのズレが生じている
・申し込み方法のハードルが高い
まず「提供するサービスの内容が正しく伝えられていない」について。
伝えたいことがたくさんあると、要点をまとめることが難しかったり、情報が盛りだくさんになってしまうことがありますよね。
想いが強ければ強いほど、たくさんのことを知ってほしい!と思ってしまうので、サイト全体が情報過多になりがちですが、初めて読む人にはちょっと情報量が多くてよくわからない…と、残念ながら想いがすれ違ってしまいます。
逆にスタイリッシュでオシャレなサイトつくりを目指したがために、情報がとても少なくなってしまうこともあります。
そのためには、どんな方に向けてどんなレッスンを提供しているのか、その結果どこまでの上達が見込めるのか!ということを、簡潔に伝えることが大切です。
正しく伝えることができれば、きっとスクールに行ってみよう!と思ってくれるはずなので、一番伝えたいこと・ゴルフスクールとして一番の売りになることをわかりやすく伝えられるようにしましょう。
次に「顧客が求めている価格とのズレが生じている」について
これは、体験レッスンの価格設定の記事でもお話したのですが、ある程度店舗の近隣のニーズを調べ、ニーズに合った価格設定をすることが大切です。
ビジネス街の店舗ではどのようなプランが求められているか?繫華街は?
住宅街では?住宅街といっても、戸建てが多いエリアなのか?団地なのか?タワーマンションが多いのか?
…など、需要を細かく分析してプランを決めると良いでしょう。
最後に「申し込みのハードルが高い」こと。
ハードルとは「レッスンのレベルが高そう…」とか「価格が…」ということではありません。
「どこから申し込みをして良いかわからない」
ということです。
スクールの良さを十分に理解し、価格帯も問題なさそう、よし申し込もう!と思っても、申し込みフォームが分かりやすいところにない…ということでホームページから離脱してしまうことが結構あるんです。
「うちのホームページはわかりやすいところに申し込みフォームがあるから大丈夫!」と安心してはいけません。
申し込みフォームの項目はわかりにくくありませんか…?
項目数は多くありませんか?
申し込みフォームまでたどり着いたものの、項目数が多くてあきらめてしまう…なんて方も多くいらっしゃいますので、申し込みフォーム内についても注意してみましょう。
申し込みフォームはないよ、というゴルフスクールさんもいらっしゃいますが、ホームページがあるようでしたら、ぜひ設置しましょう。
電話受付だけ、という方もまだ多くいらっしゃいますが、やはりユーザーにとって電話予約は少しハードルが高いですし、電話が鳴った時にレッスン中だった場合は、その場で予約を受け付けることが難しく、多くの申し込みを確保することは難しいでしょう。
何より、数字のチェックがしづらくなってしまいます。
申込フォームを設置しておけば、申込数のチェックは容易ですが、電話だと後々数字をチェックしようとしても、自分の記憶に頼るほかありません。
ただし、これは「多くの申し込みを受け付けたい場合」のお話になりますので、
高いハードルを設けて「それでも申し込みをしたいと思った人だけ、体験に来てほしい」という戦略がある場合は、この限りではありません。
実際に、入会を本気で考えている方だけに来てほしいというゴルフスクールさんでは、あえて申し込みへのハードルを上げていたりするので、自身のスクールに合った方法を選びましょう
まとめ
・100PVで1件の申し込みをベースに現状を把握しよう
・体験レッスンに申し込んでいただくには、体験レッスンの内容だけがすべてではありません
・申し込みをしやすくする工夫をしてみましょう
ひとりでも多くの方にゴルフスクール・ゴルフレッスンの良さを知っていただくために、ぜひ体験レッスンの申し込み数を増やしましょう!