映える画像は入会に結びつかない｜ゴルフスクール支援サービス

本日はHPに掲載する画像の【効果的な使い方】を知っていただくための記事です。

スマホのカメラが高性能化し、画像の編集も簡単にできるようになったこともあり、写真の知識がない人でもオシャレな画像を作れるようになりました。

SNSでもオシャレな画像が支持されることが多くなり、「オシャレな画像が良い」とされることが増えましたが、【良い画像＝集客に効果的な画像とも限らない】ことを知っていただきたいと思います。

1.集客のための画像

まず、一言に【集客】言っても、ゴールが異なること・何をもって集客とするか？を考えていただきたいのです。

集客＝お店に来ていただくこと

であれば、とにかくオシャレな写真・映える写真を掲載することが効果的です！

特に女性会員を増やしたいのであれば、「このゴルフスクールに通っていることがステータス」と思っていただけるような画像を掲載しつつ、スクール内にフォトスペースを作ってお客様自身にもオシャレな画像をSNSで発信していただきながら、とにかく「オシャレなゴルフスクール」を演出することが効果的でしょう。

競技思考なゴルファーを増やしたいのであれば、最新のマシーンなどをモノトーンで高級感あふれた「絶対上達しそう！！」と思えるような機械的な画像が効果的かと思います。

しかし

集客＝会員を増やすこと

とした場合は要注意です。
店内の設備を良く見せようと無理に背伸びした画像を掲載すると「画像がオシャレだったから来てみたのに、実際のお店と画像が全然違うじゃん…」と途端にネガティブな印象になってしまい、入会しなかった理由が「イメージと違った為」という方が増えてしまうでしょう…。

また、「クラブとボールをオシャレに配置した画像」なども、会員を増やすことについては効果的とは言えません。

【画像を見てどんな印象を受けるか】を意識して撮影する対象物を選択するようにしましょう。

2.入会に繋げやすい画像とは？

それでは、どんな画像が入会に繋げやすいのか？

もちろん「ゴルフスクール店内ありのままの画像」です。

時折、「うちは最新の設備もないしきれいな施設じゃないから、写真撮るような場所がないんだよね」とおっしゃるスクールさんもいますが、
ゴルフスクールを探している人全員が「きれいな施設で練習がしたいと思っている」とは限りません。

どんなレベル感でもどんな年齢層でも、全員が共通して求めていることは「ゴルフの練習ができる場所」ですから、ある程度の清潔感があれば、最新設備が整ったきれいな施設である必要がないんですね。

スクール内の綺麗ば場所をアピールするのではなく「うちのゴルフスクールはこんな環境ですよ」ということを事実のままに伝えることで、「この環境くらいで十分だから、自由に練習ができるのであれば、行ってみようかな」という方に来店していただくことができます。

申し込む時点で「掲載画像に納得感を持って」申込をしていただくことで、来店時に「イメージと同じだ！入会してみよう」と思っていただくことができ、入会率がぐっとアップするのです。

新しく導入した設備についてもPRしたい気持ちは理解できるのですが、店舗に1台しかない最新機器の画像ばかりをアップしていても、その最新機器を目当てに来た方で溢れてしまってはクレームに繋がる恐れもあります。

そんな時は「全5打席中最新機器を1台ご用意しています」というコメントと一緒に、打席全体の画像を載せてあげることで「最新機器はたまに使えれば良いや。それよりも広い打席で練習できそうだから行ってみようかな！」という方たちへのPRとなり、顧客満足度アップにも繋がります。

3.PRコンテンツはわかりやすく撮影しましょう

最後は写真を撮るときの注意点です。

「映え写真」を意識するあまり、極端にあおって撮ったり、照明を落として撮ったり、ぱっと見で画像から情報をくみ取れない撮り方はNGです。
特にゴルフスクールでは「自分がレッスンを受けている姿」を想像できる画像が理想と言われているので、なるべく正面やシミュレーターがある場合はシュミレーターが見えるような構図を意識すると良いでしょう。

例えば…オシャレを目指して斜めに撮った画像よりも、