ホームページを作成する上で、予算と相談して削ってしまいがちなページ数ですが、実は慎重に検討していただきたいのです。
ページ数がSEOに影響することを理解していただけると、より効果的なホームページに繋がるかもしれません。
1.HP(ホームページ)のページ数とは?
まず、ページって何?というお話から。
ホームページの基本は複数のページを一つにまとめたWEBサイトのことを指します。
逆に1ページだけのWEBサイトはLPと呼びますね。
(HPとLPの違いはこちらから)
ゴルフスクールのHPの多くは、
・TOP
・レッスン内容の紹介
・料金体系の紹介
・アクセス情報
・申し込みフォーム(問い合わせフォーム)
の5項目について紹介しているパターンが多いかと思います。
ここに、所属プロ(インストラクター)の紹介や、会員様の声(クチコミ)、企業情報などが追加される場合もありますね。
複数店舗経営されている場合には、店舗一覧なんかも入ってきます。
このひとつひとつを紹介しているコーナーが別にリンクしている場合【ページ】と呼び、一般的には【1ページ1情報】を掲載しています。
LPは1ページにすべての情報を集約しているため、縦に長い作りになっていますが、HPの場合は1ページに1つの情報だけを掲載するため、より詳しくわかりやすい見た目で作成することが可能です。
今回は、このページ数を増やしていきましょう!というお話です。
2.ページ数を増やす理由
ホームページのイメージの多くは
TOPページから入って興味のあるページのリンクをクリックしていく。
という動線かと思います。
実はこれが誤りなのです。
入り口はTOPページだけではありません。
検索したときに入り口の対象となるのは、ホームページ内にある全てのページなのです。
例えば【新宿 ゴルフスクール】というキーワードで検索したとしましょう。
この場合【新宿】と【ゴルフスクール】の2つのキーワードが入っているページすべてが入り口になります。
TOPページ:「新宿にゴルフスクールがオープンしました!」←入口になる
レッスン内容ページ:「新宿で快適なレッスンが受けられるのは当ゴルフスクールだけ!」←入口になる
アクセス情報:「新宿駅より徒歩3分。●●ビルの地下1階に降りるとゴルフスクールの看板があります」←入口になる
申し込みフォーム:「ゴルフスクールに通うのは初めてですか?□Yes□No」←入口にならない(新宿が抜けているため)
このように、4ページ中3ページが【新宿 ゴルフスクール】で検索した時の入り口になるのです。
入口が多ければ多いほど検索エンジンの上位表示される可能性が高まりますし、どのページから入ってきても興味を持っていただけるような作りにすることで申込数もアップしますよね!
3.ページにはなるべく多くのキーワードを
ページを増やそうとした場合、「何を載せて良いかわからない…」「更新が面倒…」という理由で、店内で掲示しているチラシの画像を載せて終わり!としている場合もありますが、これでは何の意味もありません。
以前、別の記事でお伝えしたのですが、画像の中にどれだけのキーワードを入れても、検索キーワードにはヒットせず、ただの【画像が1枚掲載してある】という判定で終わってしまうため、必ずテキストにて掲載するようにしましょう。
今現在、テキストで掲載されているかどうかは、対象の文字をドラッグしてみてください。
一文字一文字が黒やブルーの四角で囲まれるようであればテキストで掲載されています!(この文章もテキストで掲載されていますので、試してみてくださいね)
画像に載っている場合は、ドラッグしても画像ごと移動しようとしたり、画像全部が一気に黒やブルーで囲まれたりします。
(下の画像をドラッグしてみてくださいね。移動できるようになるかと思います。)
一見テキストに見えても実は画像だった!という場合もあるので、ぜひ一度自社HPの状況を確認してみてくださいね。
まとめ
・1情報ずつ個別に掲載することで、ページ数を増やせます
・ページの数だけ入り口が増えると思ってOK!
・ページを増やすときはSEOを意識して、内容をテキストで掲載しましょう
ページはただ増やせば良い!というわけではなく、せっかく貴重な時間と費用投資して作るのですから、SEOを意識して有意義なサイト作りを楽しんでくださいね!