2022年度アクセス数No1の記事が
【予約したのに来ない理由とは?】
なのですが、ご一読いただけましたでしょうか。
それだけたくさんの方が「予約したのにキャンセルする心理」を気にされていることに驚いております。
併せて、対策についてもいくつかご提案してみたのですが、皆様どのくらい実施できているでしょうか?
今回は、対策の中でもぜひ取り入れてほしい「リマインド」に注目してみたいと思います。
1.リマインド、とは?
一般的に「リマインド」は「もう一度伝える」「再確認の連絡をする」という意味で使われることが多いのですが、
スペルが【Remind】であるように「リ・マインド=もう一度、気にする」が本来の意味なのです。
つまり「もう一度、気にしてもらう」「もう一度、思い出してもらう」ことが「リマインドする」ということなのですね。
基本的には、リマインドはメールにて行うことが多く、BtoBのやり取りでもよく使用されます(営業先へ「明日お伺いいたします」といった日時・場所の確認などで使われることが多いですね)
2.リマインドが必要なタイミング
今回は、予約客が来店しない問題を解決するためのリマインド提案なので、
【前日の確認としてリマインドメールを送る】
ことが一番効果的なタイミングだと考えております。
自動送信システムを導入できるようであれば、「明日は予約日です」といったテンプレートの送付でも良いでしょう。
しかし、せっかくのリマインドメールなので、可能であれば、個々に寄り添ったメール文を作っていただきたいのです。
例えば
【明日の来店日時のお知らせ】
●月●日 ●時~より体験レッスンのご予約をお取りしております。
ご予約時にお話しいただいておりました「自分のフォームが合っているのかわからない」というお悩みに合わせたレッスンをご用意してお待ちしております。
レッスンの前にカルテをご記入いただきますので、5分前までにご来店くださいますようお願いいたします。
予約時間に間に合わない場合は【03-1234-5678】までお電話にてご連絡ください。
それでは、明日のご来店お待ちしております。
といった内容はいかがでしょうか。
「個々に合ったメール」といっても、予約日時と事前のお悩み欄だけを変更するだけで送れるようなテンプレートを自作しておくだけで、手間は大幅に削減できるかと思います。
たった1通、このメールを送るだけで、来店率がUPし、更に入会に繋がりやすくなると考えたらやらない理由はありませんよね!
3.リマインドは予約前だけに限りません。
リマインドは「もう一度、思い出してもらうことが目的」としているとなれば、予約に関することだけではないことは、もうお分かりかと思います。
例えば、レッスンが終わった後のリマインド。
これは「今日のレッスンの振り返り」として実践されている場合が多いのですが、例えば「オンラインでカルテが見れるようになっている」のであれば
今日のレッスンはこちらからご覧いただけます⇒URL
違和感なく体重移動ができるようになってきましたね。上手く体重を乗せることができると、飛距離は伸びやすくなりますので、この調子で頑張りましょう!
次のレッスン日は●月●日●時~です!
レッスン前に自主練習をしたい場合は、空いてる打席で自由に練習可能です。
いつでもお越しくださいね!
といった、振り返りメールを送って、プロと会員さんの距離を縮める効果も期待できます。
オンラインカルテを導入していない場合でも、実際に入力したカルテを写真に撮って送ってあげても良いでしょう。
レッスン中に写真や動画を撮影しているようでしたら、そのデータを送ってあげるのも良いかもしれません。
レッスンに限らず、例えば電話での問い合わせに対して
先ほどはお電話、ありがとうございました。確認のために先ほどお話した内容をお伝えしておきますね。
次回ラウンドレッスンについて
■日時:●月●日
■場所:★★カントリークラブ
■金額:20,000円(当日のプレー代込み)
■集合時間:6:30
■集合場所:ゴルフスクール 玄関前
■最少催行人数:2名
そのほか、気になる点がありましたら、ご連絡くださいね。
のように、確認メールを送ってあげるのも「リマインドメール」として活用することができます。
既存顧客にリマインドメールを送ることで期待できる効果は「顧客満足度の向上」です。
お客様(会員様)の満足度を上げることで、少しでも長く通っていただくのはもちろんのこと、知人への紹介をしてくださる期待もありますので、
費用が発生しない範囲でできる対策は積極的に実施していきましょう!
まとめ
・リマインドとは相手に「もう一度、気にしてもらう」こと
・リマインドメールはテンプレを用意することで簡単に実施可能です
・たった1通のリマインドメールを送るだけで来店率が上がり、顧客満足度が上がり、スクールにとっては良い事づくめです!
【来店率がUP→入会率がUP】することや、既存会員の満足度向上による紹介入会が増えれば、今後の広告費削減の期待もできます。
ちょっと面倒だな…と思っても、たった1通のメールを送るだけの作業、ぜひ取り入れてみてくださいね。